住宅ローンの変動金利と固定金利の違い

変動金利とは

ご自身の財務状況を吟味して、住宅ローンを使うと決めた時、一番重要なのは「金利の種類」です。
今回はその中で、変動金利と呼ばれるタイプの金利についてお話ししようと思います。

時代によって大きく変わる金利

金融機関は様々な指標をもとに金利を設定しています。この金利が、変動金利において支払っていく金利になります。
この金利を非常に簡潔に示せば、「高くなるかもしれないし、安くなるかもしれない金利」だと言えます。景気が良いと高くなり、景気が悪いと安くなります。

極端な例を挙げると、今までで最大の好景気であるバブル期には今では考えられないほど高い金利が設定されていました。「借りた額の倍額返済しなければならない」という話が語り草となっているほどです。
逆に、現代は「超低金利時代」と呼ばれており、金利の水準は極めて低いです。マイナス金利の影響もあり、金利水準は低いまま推移しています。金利が低ければ借りた元金から大きく逸脱することはなく、返す金額は借りた金額と大きく差はないということになります。


このように、景気によって返す金額に大きく差が生まれることが特徴だと言えます。
この水準が続くと読めるなら、借りるタイミングとしては最適ということになります。逆に一時的だと読むなら、考える必要があるでしょう。
現代においては低い金利になるというメリットもありますが、返済額が読めないというデメリットもあるため、慎重に選ぶべきタイプであることは間違いありません。

固定金利とは

変動金利の次は、固定金利についてです。固定金利はその名の通り、借りた時に決めた金利が景気に関わらず適用されるものです。その中でも、返済が終わるまでずっと同じ金利が適用されるものが「全期間固定金利」と呼ばれるものです。

「安心を買う」金利

固定金利は変動金利に比べて高い金利が設定されます。つまり同じ水準が続くなら確実に変動金利よりも高くなるのですが、どんな状況でも同じ額を返済すれば良いという「安心」を買っていると言えるでしょう。この安心感は他に代えがたいものがあります。これから先どんなに景気が良くなっても、今の低水準の金利が適用され続けるのが魅力です。
感覚としては保険と似ているでしょうか。保険は何かがあったときのためにお金を支払うものですが、固定金利は金利の上昇に対する保険が含まれているようなものです。

「金利はいずれ上がる」と考えているなら固定金利

金利水準はいずれ上がるだろうと考えているなら、固定金利を選ぶ方が良いでしょう。変動金利を選ぶ前提条件は「今の金利水準あるいは近い水準が返済が終わるまで続く」と読むことですから、そうでなければ固定金利がおすすめです。
経済に疎く、返済額が変わるのが怖いという場合も、固定金利に軍配があがるでしょう。
住宅ローンは金利の種類によって返済の額まで変わりますので、一度冷静に考えてみましょう。

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