ローコスト住宅と言うと平家のイメージが強い方も多いかと思われます。
しかし、実際には2階建ての方が優れているポイントが多数あります。
今回は2階建てのローコスト住宅に焦点を当ててお話ししていきたいと思います。
床面積で考えると2階建ての方がお得!?
平屋に比べ2階建ては半分の床面積で立てることができるので、床面積に対してのコストは2階建ての方が安くすみます。
平屋に比べ面積に対して倍になるので、費用を抑え2倍の家が購入できるわけです。
しかし、これはあくまでも土地に対してのコストダウンのお話だと思っていないでしょうか?
実は同じ間取りで考えた場合、建築費にもかなりの差があるのです。
施工事例
ほぼ同じような条件で、上記のように施工費用に約400万円もの差が出ます。
実はローコストに最適なのは平屋ではなく2階建てなんだと言うことが実感できたのでは無いでしょうか?
平屋と2階建て税金はどちらが高い?
延べ床面積(総坪数)が同じ場合、税金は平家の方が高くなります。
これは延べ床面積が同じなら、平家の方が敷地面積が単純に倍になるからです。
建坪が大きくなると、自動的に固定資産税評価額も高くなります。
また、屋根や壁が面積が多くなることも固定資産税を多くする原因となります。
ただし、建物の固定資産税評価額の算出補法は非常に複雑です。
しっかりとした知識を身につけ、失敗しない家選びを行うことをお勧めいたします。
2階建てのデメリットは?
これまでメリットのお話ばかり書いてきましたが、2階建てにもデメリットはあります。
階段がある
なんと言っても階段があることは、足の悪いお年寄りにはとても辛いことの一つと言えます。
平家の動線に比べ階段の上り下りなど、動線の不便さは2階建てのデメリットと言えるでしょう。
まとめ
このように、ローコストの2階建てにも平屋にもメリットとデメリットがあります。
ご自分のスタイルにあった家選びをすることが、将来の安心にも繋がっていきます。
住まいる館では、皆様の良い暮らしを応援しております。