二世帯住宅にするメリット、デメリットとは

 注文住宅の中で近年多くなってきているのが「二世帯住宅」です。

こちらを見ていらっしゃる方の中には、 すでに二世帯住宅に住んでいる方もいらっしゃるかと思います。
二世帯住宅とは当たり前ですが、 1つの家の中に世帯が2つあるということで、 どちらかの両親と一緒に住むケースが多いのが特徴です。 二世帯住宅にする人の中には様々な理由があります。
経済的な都合、生活面など。

しかしこれから現在よりも多くなっていく理由として 一番あげられるのが「高齢化」です。 日本は現在世界一位の少子高齢化国です。 今でこそ核家族がまだ多いのが現状ですが、 これからは両親の高齢化によって二世帯住宅を考える家庭が多くなっていくことは 想像に難くないと思います。 しかし世帯が違う、特にどちらかは「両親ではなく、赤の他人」になってきます。

そこで起きるのが様々な問題です。 そこで今回は注文住宅で二世帯住宅にするメリット・デメリットについてお伝えしていこうと思います。

二世帯住宅にするメリット~経済面~

まずは二世帯住宅にするメリットについてお伝えしていこうと思います。
まず今回お伝えしていくのは、二世帯住宅にするメリット~経済面~です。

当たり前ですが、世帯が増えるということは、
収入源が増えるということです。

また逆の考えからすれば、
2つの世帯が1つの家に住むため、2つの世帯でかかっていた費用を1世帯分の費用に抑えることができるということです。

具体的に二世帯住宅にするメリットとして経済面であげられるのは
「土地や家が1つのため土地代や住宅費を抑えられる・食費・生活費を抑えられる・税金が有利になるケースがある」といったことがあげられます。

両世帯で夕食を共にしたり、子世帯の親が留守のときには子供を親世帯の家に預けたりすることで、生活費や光熱費も、単世帯に比べ節約できるといったこともあげられます。

また一度注文住宅で、二世帯住宅を立ててしまえば、
自分の子供が大きくなった時にまたその家を二世帯住宅として
活用できるといったメリットも存在します。

いかがですか?
生活していくということはお金がかかるということです。
そこで毎月でも1~2万円かもしれませんが節約できれば、
生活していくうちに大きな金額に変わるかと思います。

二世帯住宅にするメリット~生活面~

特に注文住宅のような一生のお買い物になればどうしても経済的なことが気になってくると思います。
しかしそれ以外にも気になってくることがあると思います。それが生活面です。文化や生活してきた環境が違う人たちが生活を共にするのですから様々なことがあげられるかもしれません。

そこで今回は二世帯住宅にするメリット~生活面~と題しまして
二世帯で暮らすと生活面でどのようなメリットがあるのか詳しく見ていきたいと思います。

孫と祖父母の影響が一番大きいです。
核家族の場合、ほとんどは子供にとって祖父母に会える時は年末年始やお盆の時くらいだと思います。
皆さんも子供だった頃を思い出していただけるとわかると思いますが、
おじいちゃんやおばあちゃんと会うことが楽しみだったのではないでしょうか?
もちろんおじいちゃんやおばあちゃんにとっても孫と触れ合える時間は
何ものにも代えがたい時間だと思います。
また自分たちも子供を預けて置けることにより時間を作りやすくなります。

二世帯住宅であれば、そんな時間を長きにわたって送ることができます。

二世帯住宅にするメリット~協力面~

日常生活において同居しているため、家事・育児がお互いに協力できるといったことがあげられます。
小学校高学年・中学校になってくれば家に1人で生活させておいても問題はないかもしれませんが
幼稚園・小学校低学年であれば、1人で家にいさせておくのは気が引けると思います。

そのため核家族であれば外出もしづらく、保育園など預けておく施設も不足しているため
社会問題にもなってきています。
しかし二世帯住宅であればそのような悩みは解決されます。
家に誰かがいることが多いため安心して外出することができます。
さらに介護の面でも子世帯が親世帯をサポートすることができます。
二世帯そろって留守になることは少ないため、防犯にもつながります。

二世帯住宅にするデメリット~文化面~

親世帯と子世帯では全くと言っていいほど環境が違います。
成長してきた時代背景、社会感覚などが異なり、価値観や意識、ライフスタイルにも開きが生じます。
テレビ番組ひとつをとってもその違いをお分かりいただけると思います。
料理の作り方や味付け、掃除や洗濯の方法などの違いでトラブルになるケースが非常に多いです。

生活していく以上それが長期に渡って続いていきます。
はじめは小さな不満でも、それが積もり積もって、世間一般で言う嫁姑の問題
なんかになりかねません。

文化というと少し堅苦しく感じるかもしれませんが、
成長していく中で形成されてきた人格というものは間違いなくあります。

後々の大きなトラブルに発展させないためにも
普段からのケアが非常に大切になってきます。

二世帯住宅にするデメリット~生活面~

まず一つ目に挙げられることは
・生活リズムが違う
ということです。

高齢になってくると朝起きるのが非常に早くなってきます。
一方で中学生や高校生のお子さんを持っていたり、夜勤や残業が奥手仕事が遅くなってしまうと夜型の生活になってしまうことが多いように思えます。
双方ともにストレスになってしまうことがあります。

また食事の時間や睡眠時間など各自適切な時間に取ることは難しくなります。
そのため生活リズムの違いがはじめはストレスに感じてしまうことが多いでしょう。

また
・プライバシーの確保が難しい
といったこともあげられます。
常にだれかと接することにより各個人のプライバシーを確保するのが難しく、
自分の時間をとることが難しくなってしまいます。

特に両世帯で共有するリビングなどのスペースでは、
プライバシーの確保が難しく、苦労されている家庭も多いと聞きます。

メリットが多い反面、デメリットもあるのが二世帯住宅の特徴です。
しかししっかりとデメリットを理解していくことによってトラブルは
未然に防ぐことができます。

ぜひ注文住宅で二世帯住宅を考えてみてはいかがでしょうか?

 

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